山本文緒 余命を聞いた後、帰りの新幹線のホームで。「4か月ってたった120日じゃん」と唐突に実感が湧いて涙が止まらなくなった

2021年10月13日、膵臓がんのため58歳で逝去された作家・山本文緒さん。余命宣告を受け、それでも書くことを手放さなかった山本さんが、最期まで綴っていた日記が『無人島のふたり: 120日以上生きなくちゃ日記』として先日出版され、大きな話題になっています。今回同書より特別に、山本さんが軽井沢の自宅から、東京へセカンドオピニオンを聞きに行った日とその翌日の日記を配信いたします。

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