山本文緒「余命宣告されたら、安らかな気持ちになるのかと思っていたが、それは違った。そんな簡単に割り切れるかボケ! と神様に言いたい」

2021年10月13日、膵臓がんのため58歳で逝去された作家・山本文緒さん。余命宣告を受け、それでも書くことを手放さなかった山本さんが、最期まで綴っていた日記が『無人島のふたり: 120日以上生きなくちゃ日記』として先日出版され、大きな話題になっています。今回同書より特別に、山本さんが自らの人生を振り返った6月5日、6月6日の日記を配信いたします。

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