ピアニスト・藤田真央「私の運命の瞬間には、モーツァルトがいつもあった。巨匠の〈代打〉も名声に酔いしれることなく」

その自由な音色と独自の楽曲解釈で、クラシック音楽シーンを席巻する若手ピアニストの藤田真央さん。2019年には弱冠20歳にして、3大コンクールのひとつ、チャイコフスキー国際コンクールで2位に入賞。同年、 恩田陸 さん原作の映画『蜜蜂と遠雷』で風間塵役の演奏を担当したことでも話題になりました。以降、世界中からのオファーで今年も数多くのコンサートが予定されています。現在拠点とするドイツから日本へ帰国中にお話を伺いました。

ピアニスト モーツァルト 代打 クラシック音楽 2019年