潰瘍性大腸炎を患うトレーニー、医療用ステロイドに“ドーピング違反だろ”と心ない声も「病気への理解が広まれば」

指定難病の潰瘍性大腸炎を患いながらも、ボディコンテストに挑戦、「難病持ちでも、誰かのヒーローに」と指針をかかげ、日々のトレーニングの様子や病気について発信し続けているトレーニーがいる。マッスル先輩こと稲垣大成氏だ。完治に至る特効薬がない潰瘍性大腸炎は、下痢や激しい腹痛を日に何度も繰り返し、酷いときには、体重減少、貧血等も伴い入院治療が必要となる難病。過酷な症状と闘いながら、なぜ、稲垣氏は、真逆な要素が必要となるトレーニーとして頑張れるのか。根底にある思いと大会に臨む際の心境などを聞いた。

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