NHKホール（東京・渋谷）で3年ぶりの有観客開催となった昨年大みそかの「第73回NHK紅白歌合戦」（後7・20〜11・45）第2部（後9・00〜11・45）の平均世帯視聴率が35・3％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）だったことが2日、分かった。2021年の34・3％を1・0ポイント下回り、2部制になった1989年以降、2年連続の歴代最低は回避したが、歴代ワースト2位。40％の大台割れは2年連続8度目となった。配信全盛時代となり、21年のゴールデン帯（午後7〜10時）の総世帯視聴率（HUT、関東地区）が20年から約5ポイントも急落。その影響が表れた。