羽生九段が繰り出した「一手損角換わり」が、将棋を題材とするライトノベル「りゅうおうのおしごと!」5巻での展開と同じで「まるで予言書だ」と話題になった。2017年に発売された同巻は舞台こそ竜王戦だが、タイトル戦の第1局初日と設定も同じ。一手損角換わりを指したのが「タイトル通算100期を目指す伝説の棋士」で最年少タイトル保持者と戦う挑戦者と、この日の藤井—羽生戦に酷似している。作者の白鳥士郎氏は本紙の取材に「オールドファンも新規ファンも楽しめる、ワクワクする手でした」と興奮を語った。
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