宝塚卒業後の人生 遠山昌子(遥海おおら)「退団し、家業を継ぐという決断を。小5で『ベルばら』にハマって苦労の末に入団、組長さんに憧れて」

1914(大正3)年に誕生した宝塚歌劇団。108年目を迎えた現在、日本でもっともチケットがとりにくい公演として人気を博している。「清く正しく美しく」をモットーとする彼女たちは、タカラジェンヌとして活躍したのち、「専科」に残る以外は卒業=退団を迎えることになる。芸能界に入る、一般企業に就職する、結婚する、ビジネスを始める、資格を取る…夢の世界のその後の人生をどう生きているのか? 宝塚で得た宝物を、卒業生に聞いた。(構成◎吉田明美)

卒業 退団 写真 大正 誕生