人手不足に原材料高騰…岐路に立つ飲食業界で進む“AIロボット”導入 果たして救世主になりえるのか?

飲食チェーンのプロントコーポレーションが、昨年6月に新業態となる「エビノスパゲッティ」を東京・丸ビルにオープンした。同店では、調理ロボットを開発するTechMagic(テックマジック)と約4年間の共同研究開発期間を費やし誕生した、世界初のパスタ自動調理ロボット「P-Robo」を導入している。同製品は、熟練の調理技術を再現できることがウリで、最速で約45秒に1食の調理が可能。だが“天下の丸ビル”で調理場がロボット化されることは、即席や手軽といった負のバイアスがかからないか、人間の仕事を奪われないか…。プロントが調理ロボットを共同開発した理由には“効率化”以外の理由があった。

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