ニューヨークパンクの聖地マクシズ・カンザス・シティの夜を彩った5曲

CBGBよりも古い歴史を持つ“マクシズ・カンザス・シティ”の誕生から終焉までを、関係者のインタビューや当時のライヴ映像、アニメーションで辿ったドキュメンタリー映画『ナイトクラビング:マクシズ・カンザス・シティ』が現在公開中だ。The Velvet UndergroundやNew York Dollsの拠点であり、アンディ・ウォーホル、デヴィッド・ボウイ、 イギー・ポップ 、ルー・リード、 ジョン・レノン 、 ミック・ジャガー ら錚々たる表現者に愛されたそこは、何の制度にも縛られない反逆児たちが、自身を抑圧する全てから解放されるひと時を過ごす場所であった。出自、肌の色、ジェンダー、外見、年齢をも超越して、ただただ自分の“かくあるべし”姿のまま音楽に身を委ねる瞬間の連なり。奇跡と呼ぶにはあまりに危うく、儚い伝説的ナイトクラブへのリスペクトを込めて。

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