姉は、息子夫婦の借金返済のため、私に実家の相続放棄をさせた。溺愛していた息子には結局捨てられ、待っていたのは孤独な末路

国立社会保障・人口問題研究所が発表した2015年の出生動向基本調査によると、一人っ子の割合が、1977年は11%だったが、2015年には18.6%に増え、2人以上きょうだいがいる割合は85.9%から85.9%に。一人っ子の人が増える中、きょうだいどうしで支え合いたいもの。しかし、人の本性をあぶりだす《お金》に振り回されることはいつの時代も変わらなくて…。長島幸子さん(仮名・香川県・無職・73歳)は、年の離れた姉と仲が良かったはずが、お金をめぐって関係性が変わってしまい——。

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