結局“暗記”が肝なの? 公立中高一貫校の“適性試験”、「型からどう抜け出させるか」課題に

都立中高一貫校の倍率は約5倍とも言われ、なかなかの狭き門。これでも倍率は下がってきたほうで、以前は10倍以上を記録した学校も。私立の入試とは異なる“適性検査”と言われる独自の試験対策が必要で(そのため、「受験」ではなく「受検」と表記)、各学習塾でもその検査に特化した授業カリキュラムが確立され始めている。オンラインサロンで公立中高一貫校の受検対策を指導しているケイティ先生は、適性検査の入試について「生徒の独自性、自由な視点を表現できるのがおもしろい」と魅力を感じる一方で、対策方法が確立された今「結局は傾向と対策、型の暗記になりがち」という危惧も感じているという。適性検査の対策をする上で子どもに身につけてほしい力について、あらためて聞いた。

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