ISSAYが思春期への想いと自らの過去を赤裸々に綴ったDER ZIBET『思春期』

またも衝撃的なニュースが飛び込んできた。当サイト既報の通り、DER ZIBETの ISSA Y(Vo)が8月5日に不慮の事故により死去していたことが発表された。いわゆるビジュアル系というカテゴリもなかった1980年代半ば、その原型にもなったと言えるデカダンスな世界観を標榜したバンドのヴォーカリスト。BUCK-TICKの櫻井敦司を始め、ファンを公言している後半アーティストも多く、彼らより下の世代のリスナーにもその存在は広く知られているだろう。この度の訃報に際し、即日当サイト・編集長より“手元にあるDER ZIBETのアルバムはベストと『思春期I&II-UPPER SIDE-DOWNER SIDE-』だけなのですが、とりあえずお送りしておきます”と音源が届いた。ISSAY追悼の意味を込めて、『思春期I&II-UPPER SIDE-DOWNER SIDE-』…つまり、『思春期』2部作を速攻解説する。

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