曽野綾子 タイで泥棒にあったら警察からチップを要求されて。私が「賄賂」にそれほど反感を持っていない理由

死はだれにでも等しく訪れる。生きていれば、大切な人の死に立ち会うこともあるでしょう。92歳になる作家の 曽野綾子 さんは、これまで数多くの国や地域を巡る中で「生きること、死ぬこと」の本当の意味を実感したといいます。富める人、貧しい人、キリスト教徒、イスラム教徒……それらの出会いで知らされた「勝ち負けのない人生」とは。曽野さんが訪れたタイで「ルールの裏に儲けの道あり」と教えてくれた日本人がいたそうで——。

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