東出昌大「ヒモになりたいわけではないけれど、どこか共感してしまう」生きる意味を探すダメ男役に感じる人間らしさ

芥川賞受賞の私小説家・ 西村賢太 も激賞した、岩浪れんじによるコミックが原作の映画『コーポ・ア・コーポ』(11月17日公開)。昭和レトロな大阪のコーポを舞台にした本作で、女性に貢がせて暮らすヒモ男・中条を 東出昌大 が好演した。パリッとしたスーツに身を包み、清潔感溢れる風貌と甘いルックスと声で女性たちを虜にしていく姿形はまさしく優男そのもの。しかし取材部屋に入ってきた東出は、長髪&顎鬚のワイルドな風貌に様変わりしていた。俳優業のみならず、バラエティ仕事にも引っ張りだこの東出が、ヒモ男を演じた心境やここ最近のワイルド路線のワケを語る。

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