次男を産んだ日、婿養子の夫がサラ金のブラックリストに載った。泣きながら往復ビンタし、子育て・親の介護を終えて見つけた幸せ

厚生労働省が発表した「令和2年度 ギャンブル障害およびギャンブル関連問題の実態調査」によると、過去1年間におけるギャンブル等の依存が疑われる人の割合は、全体の2.2%だった。家族や重要な他社の中にギャンブル問題があると回答した割合は、全体の14.4%に及ぶとのこと。また、過去1年間で最もお金を使ったギャンブルは、パチスロ、パチンコ、競馬の順で多いことが分かった。辞めてほしいのにやめてくれない——そんな自分自身や家族に困っている人は多いのではないでしょうか。小野朝子さん(仮名・鹿児島県・主婦・67歳)は、夫のパチンコ通いで苦労し、愛想を尽かした後は見るのも嫌だと避けてきたそう。それでも、やむにやまれず向き合ってみたら——。(イラスト=太田裕子)

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