山田太一さん死去 89歳老衰 ドラマ「ふぞろいの林檎たち」脚本家 17年脳出血で入院以降執筆せず

「岸辺のアルバム」「ふぞろいの林檎たち」などの名作ドラマを生み出した脚本家の 山田太一 (やまだ・たいち、本名石坂太一=いしざか・たいち)さんが11月29日、老衰のため川崎市の施設で死去した。89歳。東京都出身。葬儀は家族で執り行う。喪主は長男の石坂拓郎(たくろう)氏。家族や人間模様をこまやかに描き出すことに秀でた一方、社会性を持たせた作品を数多く残した。2017年に脳出血で倒れ、療養生活を送っていた。山田作品に出演した俳優には悲しみが広がった。

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