140年以上の歴史をもつ地図記号「卍」の変更が検討された理由。かつては「鳥居」や「灯籠」の記号もあった!

地図を読む上で欠かせない、「地図記号」。2019年には「自然災害伝承碑」の記号が追加されるなど、社会の変化に応じて増減しているようです。半世紀をかけて古今東西の地図や時刻表、旅行ガイドブックなどを集めてきた「地図バカ」こと地図研究家の今尾恵介さんいわく、「地図というものは端的に表現するなら『この世を記号化したもの』だ」とのこと。今尾さんは、「日本の地形図の記号である卍に対して『ナチス・ドイツを連想させる』という意見が多数あった」と言っていて—— 。

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