『終わらない歌』収録の「天使達の歌」名曲誕生の背景を坂本サトル本人に訊く

1990年代にメジャーシーンで活躍したロックバンド、JIGGER’S SONのヴォーカリスト、坂本サトルがソロ活動を開始したのが1999年。そのデビュー曲が「天使達の歌」である。当初はインディーズで、しかも北海道・東北地方限定発売の同曲だったが、精力的なライヴ活動が功を奏して、異例のセールスを記録。コンサート動員も増大し、逆輸入的に中央のメディアでも紹介されて、メジャー復帰も果たした。当時、『ミュージックステーション』に出演したり、『情熱大陸』でも密着されたりしたことを覚えていらっしゃる方もいるだろうか。現在の彼は故郷・青森に拠点を移し、シンガーソングライターとしてはもちろんのこと、再結成したJIGGER’S SONの他、バンドやユニットでの活動、他アーティストのプロデュースと、多忙ながらも極めて充実した音楽人生を送っている。坂本サトルがソロ活動開始から四半世紀。2024年は「天使達の歌」が世に出て25周年である。これはお祝いの意味も込めて、直接ご本人に話を訊いてみたい。そう思い立ち、FacebookのDMで取材を申し込んだ。快くお引き受けいただいて、後日インタビューさせてもらったのが以下のテキストである。

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