西には「星の王子さま」の奇妙な木々!東には猛毒を食べるサルの森!マダガスカル島に対照的なふたつの自然遺産が生まれたワケ【世界遺産/アンドレファナの乾燥林群、アツィナナナの雨林群(マダガスカル)】

奇妙な生き物の島!マダガスカル 放っておくと巨大化し、根が惑星を貫き、やがて星を破壊してしまう恐ろしい木・・・サン=テグジュペリの小説「星の王子さま」でこんな風に描かれた「バオバブ」が、ずらっと林立しているのがマダガスカルです。実際は、実を食べることもできる有用な木で、ずんぐりした幹に、上の方にだけ短い枝葉が生えている姿は愛嬌があります。バオバブがこんな形になったのは乾燥した気候に適応したためで、太い幹には水分を貯め込んでいます。

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