樋口恵子「老年よ財布を抱け」。最後まで数百万円くらい自分で自由に出し入れできるようにしておくほうが心も広くいられるハズ

平均寿命が伸びる一方で、長生きによる「老い」に直面する場面も増えています。以前と違う自分に戸惑ったり、忘れてしまうことに恐怖を感じている方もいらっしゃることでしょう。91歳になった今でも執筆活動を続けている、評論家・東京家政大学名誉教授の樋口恵子先生は<老いのトップランナー>として、「自分の老いを実況中継しながら、皆さんにお伝えしてご一緒に考えていきたい」と話します。樋口先生は「自分のプチ財産は最後の最後まで自分で管理したい」そうで——。

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